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    [ほったらかし投資入門]元本保証の「無リスク資産」を制する者は投資を制する

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    ファイナンシャルプランナーえなこいんです

    投資をはじめてみたいけど、何を買ったらいいかわからない、、、
    何からはじめたらいいかわからない、、、
    という人、多いと思います。

    そこで今回から、数ある投資商品の中で
    その入門者向け度とリスク・リターンを見ていく記事を書いていこうと思います(╹◡╹)

    初回は、投資を始める準備と、無リスク資産・リスク資産についてのお話です。

    はじめる前に投資の準備としてまず守りを固める

    まずは生活に必要な資金を普通預金に入れます。
    生活防衛資金とでも呼びましょうか。

    生活防衛資金はいくらにすればいい?

    この資金は3ヶ月分の生活費、あるいは6ヶ月分、1年分の生活費と諸説あります。

    ここはご自分で決めてもらえばと思うのですが、
    あなたが自分で安定したサラリーマンと思っているなら3ヶ月。
    額が少なくて不安だとか給与所得者でなく不安定だと思っているなら6ヶ月あるいは12ヶ月分は預金にとして持っておき、
    この額は下回らないようにしましょう。

    メインとは別の銀行口座を作ってこれに手をつけなくするのがいいと思います。

    そして浮いた分を投資に回します。
    リスク資産と、無リスク資産に投資しましょう。

    貯金できない人は何に投資すれば?

    貯金できない人に残念ながら投資はオススメしません。
    投資には元手(タネ銭)が必要です。
    節約が出来ない場合タネ銭がたまらないので投資はできません。

    そんな時は、一発逆転のギャンブルを狙えばいいという気持ちがありますが、
    ギャンブルは楽しむ分には大いにいいですが、
    楽しむというのは娯楽でして、その分を胴元に払っていることとなります。

    それでも減らさず増やしたい方は、まずは無リスク資産に投資してみてください。
    貯金できなくても投資することで貯金ができるようになるかもしれません(╹◡╹)

    無リスク資産とリスク資産

    無リスク資産とは、元本割れしない資産です。

    一方、リスク資産は増える可能性もあれば減る可能性もある資産です。
    100万円投資して、105万円になった。95万円になったりする可能性がある資産を指します。

    投資の際はただ増えるのをみるのを楽しむだけでなく、3年後結婚したい、とか、18年後こどもを大学に入れたい、25年後老後に備えたいなど色々な目的や目標金額があると思います。
    そこから逆算して必要なお金がいるときに相場が悪い時だと困るので、
    無リスク資産リスク資産と両方に投資するのが大事です。

    無リスク資産とリスク資産割合はどうすればいい?

    この資産割合も諸説ありますが、
    例えば、山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著では、この割合は50%50%で投資!ということになってます。

    私もこの意見におおむね賛成です。

    無リスク資産にも投資?と疑問に思ったり、この割合を自分でも考えたい!
    という人は次の項目を読んでください。

    無リスク資産とリスク資産の割合についてシミュレーション

    50対50と聞いてなんだか物足りない人もいると思いますので、ちょっとシミュレーションしてみましょう。

    例えば18年後1800万円欲しいという場合を考えます。

    一年に投資に回せるのが100万円だとします。
    たとえば月5万円、ボーナスから20万円を年2回で100万円ですね。

    3パターンみてみます

    (1)リスク資産で毎年100万円
    リスク資産だけ100万円5%で回ると2813万円になります。
    余裕が1013万円も産まれました。
    複利の力すごい!

    しかし、暴落でリスク資産が半額になった場合1407万円です。
    400万円ほど足りません。
    ちょっときついかも?

    (2)リスク資産と無リスク資産に50万円ずつ
    5%でまわると
    900+1407=2307万円
    うまくいけば余裕は507万産まれます!

    暴落でリスク資産だけ半額になった場合
    900+703=1603万円
    197万円足りません。
    でも2年分くらいならなんとか?

    (3)無リスク資産のみ100万円
    これは1800万円。
    ちょうどです。
    ただ夢も見たかった。

    といった感じで、リスク資産が多いほど儲かった時は美味しくなりますが暴落が起きた時ダメージが大きくなります。
    無リスク資産の割合を増やすほど、年々増える肩の荷に対するクッションとなります。

    グラフにすると以下のようになります。

    ※ここでの計算は年末に一括積み立てで複利5%で計算、暴落は最終的に50%としています

    カン・チュンドさんも同じことを書いていますね(^-^

    無リスク資産の種類について知っておこう

    ここまでで無リスク資産も投資の上で重要な投資先ということがわかったと思います。
    元本割れしない投資商品なんてあるのか?と、お思いかもしれませんが、もちろんあります。

    ・円普通預金
    ・円定期預金
    ・個人向け国債(債権)
    ・MRF

    などが、あります。
    なんだー、と思うかもしれませんが、無リスク資産は目標額に対して大事なものですよ?

    無リスク資産、円普通預金とは

    普通預金は元本割れしません。
    また、銀行が潰れても1000万円なら保護されることになっています。
    利息ほぼゼロ。

    無リスク資産、円定期預金とは

    定期預金も同銀行で1000万円以内なら保護されます。
    こちらも利息ほぼゼロですが、引き出しにくい分、定期預金や貯蓄預金よりかは高いと思います。

    えなこいんの無リスク資産は円定期預金を利用しています。
    ただ、利息ほぼゼロでの運用は面白くないので、宝くじ付き定期預金というものを使っています。
    これは、定期預金100万円につき年末ジャンボ10枚がもらえるという商品です。
    当たれば人生すごろくアガリですね 笑

    無リスク資産、個人向け国債とは

    個人向け国債は、日本人の個人が買える国債のことです。
    国債は円建ての債権です。

    利回りは固定3年もの固定5年もの変動10年ものがありますが、どれも税引後0.0557%です。
    1年で2回に分けてもらえます。
    昔は償還年数が長い方が利息が高かったのですが、ゼロ金利政策が続きこうなりました。

    ないよりマシ。

    国が潰れない限り元本保証です。
    国が潰れるような状態だと貯金と無意味投資と無意味なので元本保証としています。

    途中解約は、直近の2回分利息が引かれるだけのペナルティーなので、無リスクで解約できます。

    個人向け国債はネット証券系では申し込むと何故かお金がもらえたり、
    リアル銀行でもりそな銀行系列で30万円分買っておくとATM手数料を無料にできたり、ちょっと美味しい利用法があります。

    無リスク資産、MRFとは

    MRFは、聞きなれない方もいるかもしれません。
    マネーリザーブファンドという投資信託です。
    投資信託なのですが実情はかなり特殊な投資信託となっています、証券会社の口座に投資用のお金を入れると自動的にMRFに変換されます。
    MRFは証券会社のアカウントでは日本円のように扱えそこから株や投資信託を買ったりできます。
    引き出す時も現金で引き出されます。

    そして入れておくと微々たるものですが分配金を受け取れます。円預金の利息よりマシな利回りです。

    MRFの分配金目当てで投資口座を開いて入れておくのもありです。
    まだ持っていない人は開いておきましょう。

    欠点は投資口座にお金を入れておくと、投資商品を買いたくなることです。

    円建てのMRFに類似の商品で円建てのMMFというのもありましたが、現在は円建てのMMFは存在しなくなりました。MMFというのは30日以内に解約すると減ってしまう商品でこの低金利時代なので買う人がいないからです。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    リスク資産だけでなく無リスク資産にも投資する重要性を最初に書きました。
    無リスク資産もいろいろあることがわかったと思います。

    まとめ

    ・生活防衛資金を残しておく(生活費3か月)
    ・無リスク資産とリスク資産の両方に投資する(50% 50%)
    ・無リスク資産には、預貯金以外にもいくつかある

    このシリーズ続けていきます、次回からリスク資産である金融商品についてみていきます。



    ではでは~