みなさん在宅勤務していますか?
ついに緊急事態宣言の対象地域が日本全国になりました。
テレワークがはじまっている人も多いのではないでしょうか?
さてさて、会社ではWindowsを使っていて、そこにリモートデスクトップ接続して仕事するということもあるかと思います。
わたしも、備品の MacBookAir で Windows7 や Windows10 にリモートデスクトップ接続すると、
キーボードが英語配列になることがあり困ってしまいました。
今回はその解決方法について解説いたします。
Macからのリモートデスクトップの方法
リモートデスクトップアプリはマイクロソフト公式の
Microsoft Remote Desktop Beta が使えます。
フォルダ共有で、Mac側のフォルダをWindowsのマイコンピューターに表示できたりします。
βということでたまに不安定ですが便利に使えています!
(再接続できなくなったら、切断したり、アプリ落としたり、Macを再起動したりしましょう)
キーボードが変になってしまった
このリモートデスクトップでおおむね作業ができるのですが、
なにがきっかけなのかキーボードが英語配列になることがありました。
記号の位置が変わるので、プログラマには致命的。
ダブルクォーテーションを打つために Shift+2 すると 「@」が出てくる。
カッコは一つ右にずれている。
イコールもShiftと何を押しても出てこない。Shiftを外して押すと出てきた。
これは困った。
記号をメモ帳に一通り書いておいてコピペプログラムするか、
英語配列を印刷してそれを見ながら打つか、どっちがいいですか?
私はどちらも嫌です。
対処しましょう。
対処方法1.物理WIndowsにログインしてもらう
物理 Windows に人間でログインすると日本語配列に戻ります。
打てているか確認してもらいましょう。
再起動してからログインしてもらうと確実。
しかし、人間にログインしてもらう方法はシンプルですが、
パスワードを教えたり、リモートの意味がなくなっているので
根本的な対処方法を解説します。
対処方法2.レジストリでリモートのキーボードを変更する
現象を調べたところ Windowsに物理環境からログインしているところに、
リモートデスクトップすると日本語配列が維持されるみたいです。
一方、再起動などでWindowsに誰もログインしていない状態から、
リモートでログインが開始されると英語配列になるようです。
ということで、その違いを吸収すればいいわけです。
レジストリエディタから設定を変えましょう。
Win+Rでファイル名を指定して実行 → regedit と打ち込んで起動します。
パス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411
キー: Layout File
値:KBDJPN.DLL → kbd106.dll
書き換えたらリモートのWindowsを再起動します。
リモートのWindows7を再起動する方法
Windows10 と違い Windows7において
スタートメニューの終了のボタンには
「ログオフ」と「切断」しかありません。
その場合、再起動するには
スタート → Windowsセキュリティ → 再起動
とします。
参考文献
Windows 10 RS4 へのリモート デスクトップ接続時に、UWP アプリへの入力時のみキーボード配列が異なる事象について
Windows10 UWPアプリとありますが、従来のWindowsでも同じ仕組みを使ってるので参考にしました。
KBDJPNというのは日本語っぽいですが英語っぽい配列なのだそうです。
ひとつ解決しない問題
ただ、かな入力の人にとって解決しない問題があります。
Mac側をローマ字入力にしていると
一番右上のキー
・¥は¥
・|(shift+¥)
は打てますし。
右下のキーも
・_
・_ (shift+_)
となり、この3種の文字が打てます。
しかし、Mac側をかな入力にしていると
Windows側が半角モードでも、全角モードのローマ字かな入力関係なく
・ー
・ろ
となるという問題が発生します。
こちらは解決できず困っています。
対処方法としてはMac側をローマ字入力にするくらいです。
終わりに
MacからWindowsへリモートデスクトップした時に
英語配列になってしまった時の解決方法について解説しました。
これでお悩み解決できたら幸いです。
あと、かな入力で解決できない問題があるので書きました。
こちらは、なにかご存じの方がいらっしゃればご連絡いただければと思います。
それでは頑張っていきましょう、ではでは〜