富田林の脱走犯、ようやく捕まりました。
ひったくり事件が多発したり、不幸な事件もあり、世の中を騒がしていました。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
そんな犯人ですが最後は万引きで捕まるというあっけない幕引きでした。
ところで、なぜ容疑者は日本一周旅行者を装っていたのでしょうか?
理由を考えてみました。
富田林の逃走犯は本当に自転車日本一周旅行者に成り切っていた?
ニュースでは逃走のために、
日本一周旅行者を演じていたとあります。
しかし、この笑顔みて下さい。
これは逃走者の顔には見えません。
これは、旅行者を装うとかではなく、旅行者になっています。
なりきりではありません、なっているのです。
富田林の逃走犯は日本一周旅行者に変装した理由
何故日本縦断なのか、いくつか理由が考えられます。
一つずつ見ていきましょう。
富田林の逃走犯は自分自身のことを旅行者だと思っている
これは、写真の笑顔から考えると、人を騙そうとはしている顔には見えません。自分自身が旅行者であると思うことで、もはや他人どころではなく、自分すら騙し切ってます。
プロの嘘つきは自分のことを嘘つきと思わないのです。
富田林の逃走犯は旅行者が疑われにくいことを知っていた
例えば、あなたの町に逃走犯がいると知らされたとします。
辺りを見回してください。
逃走犯らしい人を探します。
あなたは、うつむきで歩いている人、マスクをしている人、凶悪な顔をしている人、そういう人を探すと思います。
さわやかな旅行者が目についても、あの人は旅行者・・・と、すぐに除外すると思います。
富田林の逃走犯は指名手配の顔の特徴をよく知っていた
指名手配の人相書きや写真は、印象操作などもあって、かなり悪く書かれます。
なので、その手配書の逆の顔をすることで見つかりにくくなります。
よって写真の逆である
爽やか。坊主頭。サングラスをかけていても自然。
という、旅行者を装ったと考えられます。
富田林の逃走犯はネガティブをポジティブに変えるアイデアを使った
これが、この考察で一番言いたかった部分です。
富田林署を脱走した逃走犯は、逃走生活という果てのないネガティブな生活に入ります。
逃げることはネガティブです。
しかし、これを1つのアイデアでポジティブに変えてしまいます。
そう、日本縦断です。
逃げるというネガティブな行為を、日本縦断へ向けて進むというポジティブな行為にしてしまいました。
おわりに
いかがだったでしょうか?
富田林の逃走犯は、やけくそではなく合理的な理由で自転車一周旅行者になっていたと考えられます。
もちろん、過去の犯罪や今回の逃走中での犯罪は社会的に許されるものではありません。
しかし、極限状態での思考は何か示唆に富むこともあると思い考察してみました。
ではでは。