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    [SearchConsole]パンくずリストの問題(BreadCrumbs issues)の発生と対処方法

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    2020/01/22 Google Search Console から、「パンくずリストで問題が検出されました」という「警告」メールが届きました。
    警告内容は、data-vocabulary.org schema deprecated とのこと。

    一斉に送られていたので、何かの間違いかな?と思っていたのですが、実は問題ありなことがわかりました。

    パンくずリストとは?


    パンくずリストとは、上記のような、サイトのツリー構造がどうなっているかを示す表示です。
    通常、これは人間にとって、今表示中のページがサイト全体のどこにあるかをわかりやすくするためのものです。

    しかし、これを機械にとってもわかりやすいようにしようというあります。
    機械というのは、Googleの検索エンジンのクローラーなどのことです。

    クローラーが読める形式のhtmlでパンくずリストを書きましょうという取り決めが大きく2つあります。
    それは
    data-vocabulary.org
    schema.org
    です。

    参考:構造化データとは?(外部サイト)

    data-vocabulary.org のパンくずリストはgoogleがサポートしなくなる

    今回警告としてきているのは、サイトのパンくずリストの形式が data-vocabulary.org のモノだけです。
    よく読むとメールにもそう書いてありますね。

    パンくずリストのhtml部分を表示させてみますと次のように「data-vocabulary.org」が目につくと思います。

    Googleは、この data-vocabulary.org 形式を4月で廃止すると言っているのでこれを修正しなくてはなりません。
    参考:Sunsetting support for data-vocabulary

    パンくずリストの問題を解決する方法

    この、data-vocabulary.org に代わる形式が、schema.org 形式です。
    Google, Yahoo, microsoftの3社で策定が進められていた形式です。

    よって、解決にはパンくずリストの形式を変える必要があります。
    ただ、WordPressのテーマが出力することもあるので、改造が必要になります。

    WordPressテーマJINのパンくずリスト対応

    JINのパンくずリスト対応については、ひつじさんによると、近日中のアップデートで対応されます。

    アップデート版がでたら、インストールすることになると思いますので、JINユーザーの方は、登録パスワードを思い出しておきましょう。

    その他のテーマの方は、開発元の動きを確認してください。

    自力で対応する方法

    こちらの動画に対応方法が解説されています。

    プラグインの追加およびカスタムCSSをいじるやり方で上級者向けです。

    終わりに

    いかがでしたでしょうか?
    パンくずリストのdata-vocabulary.org から schema.org 形式への対応が必要なことについて解説しました。

    急に問題が起きて驚いた方も多いと思います。
    SearchConsole からの警告なのでSEOにも効いてくる可能性がありますので、忘れずにやっておきましょう。

    みなさまのお役に立てればと思います、ではでは!