2019年10月1日消費税が8%から10%になるタイミングでキャッシュレス・消費者還元事業という名の政策がはじまりました。
これにより、対応店舗でのキャッシュレス決済利用で2%ないしは5%が還元されます。
ということで、キャッシュレスというとPayPayが一番目につきますね。
PayPayをやっていない方は、店舗で還元のポスターを見てとなっていてぐぬぬ・・・となるのを体験していると思います(わたしもその一人です)。
さてさて、当記事ではPayPayをはじめた方や、これからもはじめたいという方向けに、この還元がどのように行われるか解説します。
PayPayでの還元率について
まず、経済産業省が行っているキャッシュレス・消費者還元事業の還元率ですが、
- フランチャイズチェーン等:2%
- 中小・小規模事業者:5%
これは、お店によって決まります。財源は税金。
(2%と5%が混在するとややこしいので中小が混在する一部フランチャイズチェーン店では、お店側の持ち出しで一律5%としているところもあります)
さらに、PayPay自体が最大1.5%還元してくれるので、還元率は最大で3.5%~6.5%になります。
なぜPayPayの還元を政府は推進するの?
PayPayなどのキャッシュレス決済は、政府によって推進されているのはなぜでしょうか?
なお、この予算に使われる税金は2,798億円です。
これは、経済産業省のキャッシュレス研究会(2017)によると、
消費者にとってのメリットについて
・大量の現金を持たずに買い物が可能
・ネット取引で不可欠
・カード紛失・盗難時の被害リスクが低い
・自らの消費履歴情報の管理が容易であり、自動家計簿サービス等の利便性が向上
また、事業者にとってのメリットについて
・従業員による売上現金紛失・盗難等のトラブル減少
・従業員が紙幣・通貨に触れないので衛生的
・現金の搬出入回数の減少
・訪日外国人の54%がクレジットカードを利用。インバウンド需要を取り込むには不可欠(訪日外国人のクレジットカード払いでの消費単価は現金払の1.4倍)
・個人の購買情報を蓄積し、ビッグデータを分析することにより、マーケティングを高度化
がまず挙げられていて、その後も詳細に検討がなされているのですが、
かんたんに言うと、みんながキャッシュレス決済を使うと日本の発展のためになるという試算があります。
これが、PayPayなどのキャッシュレス決済が推進される理由です。
PayPayでの還元はいつどのように?
PayPayの還元されるタイミングですが一律で決済の30日後となっています。
例えば 1/1 に 10,000円を5.0%+1.5%の還元お店で使用した場合、
30日後の 1/31 に 6.5% の 650円 がPayPayボーナスという内訳で還元されます。
付与前でも予定日が残高タブで確認できるので安心です(^-^
なお、1円未満は切り捨てです。
PayPayの還元ボーナスの期限は?
キャッシュレス消費者還元自供で付与されるのは「PayPayボーナス」で、有効期限はありません。
貰うだけもらって貯めておくこともできます。
また、還元された残高をまた次の月に使ってまた還元してもらう・・・というのもアリです!
有効期限があるのは「PayPayボーナスライト」ですのでご安心ください。
ライトは Yahoo関連のショッピングをPayPayで行ったときに付与される独自ボーナスです。
PayPayボーナスの上限は?
PayPayボーナスの月上限は2万5千円です。
これを超える額は還元されません。
参考までに、50万円の5%が2万5千円です。38.5万円の6.5%が約2万5千円です。
PayPayの還元について期限がある、いつまで?
さてさて、ここまで還元について解説してきました。
ところが、このPayPayなどのキャッシュレス決済の還元は、国の政策につき予算と期限が決まっています。
期限は2020/06/30(火)までです。
1月から6月まで最大限還元を使い切ると、最大15万円もの還元を受けることができます(^-^
(逆に言うと、還元されない払い方をした場合、15万円損できることになります・・・)
ということで、お得な今のうちに貰えるものは貰っておきましょう!
キャッシュレスは国が推し進める政策です。
わたしたちの未来や子ども達のためにもキャッシュレス使っていきませんか?
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※さらに現在、PayPay独自のまちかどペイペイ(第2弾)というキャンペーンにより、
5%対象店舗で20人に1人最大1000円が戻ってくるというのをやっています。
こちらは、2020/03/31 までとなっています。
時間と予算は限られていますのでお早めに!
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